主人公カイリの大切な真友のタトゥが16歳の春に突然消えた その後カイリの夢に現れ必ず逢いに行くと言う
カイリとタトゥともう一人の真友ミヤビは10歳から16歳まで一緒に夏祭りと
メリークリスマスイブの夜を過ごした
しかし タトゥは生まれつき頭の病気で
ミヤビは生まれつき心臓病で
長生きできないと聞かされ カイリは
子供の頃から医者を目指していた
いつか三人で打上花火を観た夜
タトゥの人生は打上花火みたいで
ミヤビの人生は線香花火みたいだと
言っていた事を思い出す
そして 淡紅色の雪が降った
メリークリスマスイブの夜
カイリとミヤビは教会で
永遠の愛を誓い合う
その後 2月14日バレンタインデー
ミヤビは薬の過剰摂取で死亡
1ヵ月後 3月14日ホワイトデー
タトゥはカリスマドクターの医療ミスで
ニューヨークの病院で死んでいた
ずっと隠蔽されていた事件が
カイリがタトゥの夢を観た翌朝の
テレビのニュースで流れ
タトゥのビデオレターが届いた
カイリは世界中のタトゥとミヤビを
救う為に医者になる事を誓った