あやかしが視える女子高生藤村みなみは、幼い頃嘘つき呼ばわりされた事でその事実を隠して生活していた。
その帰り道、血溜まりを見つけ驚くみなみ。しかし周りの人間には視えていないことからあやかしの血であることに気づく。
辿り着いた龍宮神社で傷ついたあやかしの子供シンタを見つけるが、突然現れた猫又に襲われてしまう。
絶体絶命の状況に追い込まれるがそこに江ノ島の龍神と名乗るイケメンの青年が現れ、みなみに声をかける。助けを求めるみなみだが、青年は取り合わず自分の嫁になるのであれば助けようと契約を持ちかける。みなみは承諾し、青年は猫又を簡単に追い払う。
青年はレンと名乗り、みなみの実家の老舗旅館である「たつみ屋」にみなみの許嫁として転がり込むのだが……。
