伯爵家の一人娘のマリーは16歳の誕生日を迎える前日に家も地位も…そしてたったひとりの家族の父を失った。父は親友の会社の経営の保証人になっており、その会社が大赤字にとなってしまい、元々病気がちだった父が心労が重なったこともあってかこの世を去ってしまった。父の死でマリーに借金の返済をする義務はなくなったが、代わりにたくさんのものを失い、平民のような暮らしをすることになったマリー。しかしもともと倹約家だったマリーはすぐに平民としての暮らしも馴染み、騎士学校に通う生徒の寮母の仕事も生き生きとこなしていた。しかし、その1年後。17歳の誕生日にかつての幼なじみたちがマリーのもとに現れて結婚を申し込まれた!
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