主人公 角谷瑠璃はペット商品を扱う会社に営業部として勤めていた。
猫好きな彼女は会社で飼っているチャップを溺愛するが、ガラス越しで中々触れることができない。
「まるでアイドルみたいね」
同期である郷田千明が茶化すのも気にせず仕事や猫に夢中になっていた瑠璃。
そんな中、憧れのチャップ様をナデナデしている大きな手を見つける。
商品開発部の清野弥太郎だった。
どうやら他社から来たらしいのだが、瑠璃はその男と目が合いざわつきを覚える。
どこかで見たようでも、それが誰か分からない瑠璃。
答えを教えてくれたのはかつての初恋の人でした。