ここは19世紀末のフランス。この頃フランスでは、とある怪盗が世間を騒がせていた。その名も「怪盗アティラン」盗みに入った屋敷に住む令嬢や貴婦人はもちろん、仕えるメイドまでもがその容姿や仕草、何より彼の甘い言葉で惑わされてしまい、あっという間に宝を盗まれてしまう。
今宵、怪盗アティランのターゲットになったのは世界的有名な財閥のデュラン家である。デュラン家の令嬢シャルロットは何不自由なく暮らし、父と母の愛情をたっぷり受けて育った。幼い頃からシャルロットの執事として仕えるエミールはシャルロットへ密かに想いを寄せている。そんな怪盗アティランとエミールがシャルロットに対して繰り広げる甘くて刺激的な夜が始まる。
〜登場人物〜
怪盗アティラン:19世紀末に突如現れた神出鬼没の怪盗。推定年齢は20〜25歳くらいの若い男性とされている。警察がいくら追跡し調査をしても未だ正体不明のまま。肌は透き通るほどの白さに月明かりに照らされて光る銀色の髪が特徴。女たらしで女性を口説くことも大の得意。軽薄で楽観的だが紳士的一面もある。
エミール:黒髪に銀縁のメガネを掛けていて執事の仕事はなんでもこなす。現在23歳。彼の父親がシャルロットの父親の執事で生まれた時からデュラン家に仕えることは決まっていた。当時シャルロットが5歳の頃彼は10歳という若さで執事に任命され今も仕えている。普段の一人称は「僕」だけど一人の時や怒るときは「俺」。怒るといつもの優しさが消えて口調も荒くなりかなり怖い。本性はヤンデレ。
シャルロット(ヒロイン):デュラン家の一人娘で現在18歳。フランス人形のような顔立ちで頭も良く、音楽や芸術に関しても人より優れている。執事のエミールは頼れる兄のような存在で彼の好意に気づいていない。少し天然な所がある。
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