魔法を基盤とするリアンジュナイル大陸。そこは、円卓の連合国と呼ばれる十二の国によって治められていた。
連合国がひとつ、金の国で刺青屋を営んでいる鏡哉は、忌まわしき異形の右目を持つ少年である。そんな彼の店に、ある日不思議な男がやってきた。ロストと名乗った男は「この国には探し物をしに来た」と言い、何故だか鏡哉に執着し始める。
怪しいロストを警戒する鏡哉だったが、ひょんなことからロストと共に、交易の大祭典「貿易祭」へと足を運ぶことに。だがそこでは、鏡哉が想像すらしなかった大事件が待ち受けていた。多くの人々で賑わうその場に、突如として魔物の群れが現れたのだ!
悲鳴と怒号が飛び交う会場で、絶対絶命の危機に瀕する鏡哉。そんな彼を助けたのは、剣を手に煌炎を纏ったロストだった――!
世界の存続を脅かす陰謀と、鍵となる幻想種の血を引く鏡哉。その二つが交錯したとき、円卓の連合国にかつてない脅威が襲いかかる!
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