◆傭兵の漆黒のマリアと軍医の白銀のウルフが戦場で出遭った。左手に五芒星の力を持つ彼女と右手に六芒星の力を持つ彼は熱く戦った末恋に落ちた。日本で結婚して強いママとエリート医師の一粒種として三浦美舞を授かる。お産はウルフの方が落ち着かなかった。左右に両親の力を受け継いだ僕っ娘美舞は高一になると男子空手部で活躍した。土方玲が翌年現れて圧倒的に強かった。玲は神等の世界から現代の世になったと美舞に語り、秘密を共有した。初デートは玲に父の面影を感じて気持ちが揺れる。神は革命的遺伝子の拉致・ジーンアブダクションを行ったと告げた。皆で神達との闘いに勝利する。五年後に二人は結婚する。美舞は妊娠を喜び、むくを産む。医師の玲は僕っ娘卒業を望んだ。むくは血のせいか丁寧語で喋り空も飛ぶ超能力がある。ママが突如家族の前から消える。美舞が依り代になる神の中の神カルキの仕業か。玲と共にむくも五芒星の城に乗り込む。ママと瓜二つのむくが現れたり新興宗教から逃げる等、玲の愛とむくの覚醒で美舞の正気を取り戻せた。普通のベビーに戻り、両手の痣も消えた。むくは両親の高校へ入学し、お誕生会で皆に祝われた。むくにも思う人ができていた。
◆登場人物
三浦美舞(みうら・みまい):とびきりの美少女。小柄ながら武道に長ける。左手に五芒星、右手に六芒星の力を持つのは、血を引いている。神に狙われる存在。
土方玲(ひじかた・れい):戦友としても女性としても美舞に惚れて、婚約に漕ぎつける大胆さと怜悧さを併せ持つ。
芳川日菜子(よしかわ・ひなこ):美舞の親友で、いつも応援している。ハイジ部を立ち上げる。
ウォルフガング=アルベルト=ミュラー:白銀のウルフと呼ばれる右手に六芒星の力を持つ軍医だったが、医師となる。三浦司狼(みうら・しろう)と名を変える。
木下真理亜(きのした・まりあ):漆黒のマリアと呼ばれる傭兵で左手に五芒星の力を持つ。
土方葉慈(ひじかた・ようじ):ウルフの友人で医師。息子の玲を捜して消えた。
神(かみ):シーンアブダクションを引き起こしたと美舞に語らせた。神の中の神をカルキと呼ぶ。
◆2021/08/21
改稿いたしました。
◆2022/05/30
タイトル、キャッチコピー、ジャンル、タグの変更をいたしました。
◆よろしくお願いいたします。
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