亡くなった幼なじみと同じ名前の君は、まるで正反対の人でした。
金色に輝く君に魅せられて/三宅 あおい
中学二年の夏、里穂は幼なじみであり恋人だった月野晴樹にメッセージで別れを告げられ、理由を聞けずに彼は事故で亡くなってしまう。里穂は悲しみに明け暮れ、抜け殻のような日々を送っていた。
高校生になった里穂は、喧嘩ばかりの不良少年・村田晴樹と出会う。金髪に耳にはたくさんのピアスをつけている彼は想い人と同名だったが、それ以外はまるで正反対。しかし里穂は、彼のことがどうしても気になってしまう。
一方で彼も里穂の存在が気にかかっていて──?