ライラはルナティック王国の聖女だったが、想いを寄せているアルフレッドが敵の罠に掛かっていると知り、聖女の力を使って助ける。しかしその代償として、ライラは力を失い、聖女の座を追われてしまう。
行き先も無く、実家から勘当され、人生に絶望したライラだったが、アルフレッドが迎えに来て屋敷に来る様に誘われる。アルフレッドの屋敷に暮らし、同じ時間を過ごす中で、想いをますます募らせたライラは、ある時アルフレッドへの想いを吐露してしまう。それをアルフレッドが聞いてしまい、実はライラと同じ想いだったと言われる。
アルフレッドと恋人になったライラは、髪を切って「聖女のライラ」ではなく「ライラ」として生きていく事を決意する。
ある日、2人が住む屋敷が火事になり、ライラはアルフレッドが屋敷に取り残されていると知る。
ライラが祈ると失ったと思っていた聖女の力が戻り、雨が降る。アルフレッドは助かり、火事も鎮火するが、力を使い過ぎたライラは意識を失ってしまう。
次に目が覚めた時、ライラは聖女の力が戻っても、これからも「ライラ」としてアルフレッドと共に生きていくと話す。そんなライラをアルフレッドは抱きしめてくれる。
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