ある雨の夜。ルシェラは路地裏で異形の影に襲われた。
逃げる途中で迷い込んだのは、灯りのない闇の街ダークベル。そこで出会った銀髪の悪魔は、ルシェラの血を舐めてこう言った。
「君は聖女の末裔だ」と。
悪魔にとって聖女の血肉は抗えない誘惑のようで、隙あらば迫ってくる銀髪の悪魔レヴィリウスにルシェラは困…
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ストーリー概要および物語の設定
ある雨の夜。ルシェラは路地裏で異形の影に襲われた。
逃げる途中で迷い込んだのは、灯りのない闇の街ダークベル。そこで出会った銀髪の悪魔は、ルシェラの血を舐めてこう言った。
「君は聖女の末裔だ」と。
悪魔にとって聖女の血肉は抗えない誘惑のようで、隙あらば迫ってくる銀髪の悪魔レヴィリウスにルシェラは困惑しつつも次第に惹かれていく。しかし甘い言葉は囁けど、本心が一向に見えないレヴィリウスに対して、ルシェラは素直になることができないでいた。
そんな中、ルシェラの前に現れた黒髪の悪魔ヴィノク。彼は、ルシェラの幼馴染みで神官のセイルに取り憑き、ルシェラを穢そうと襲ってくる。ルシェラを憎み、レヴィリウスに心酔する彼は、どうやらルシェラの前世と因縁があるようで……。
貪欲にルシェラを求め、溺愛する銀髪の悪魔レヴィリウスの真意とは?
レヴィリウスの危険な愛と、引き止めようとするセイルの手。過去を知り、転生の意味を知ったルシェラが選ぶのは。
悪魔と聖女。禁断の愛に艶めく恋愛ファンタジー。
※この作品は「月葬の夜に、悪魔は愛をささやく(https://maho.jp/works/15591670281201467869)」をコミック原作大賞用にシナリオ化したものです。