この『STORY。』は・・・・
公衆電話と家電、ポケベルが通話手段。
主な通信手段は、手紙だった世の中に、
少しずつ、携帯電話やピッチが出始め、
その後、
多くの大人が、携帯電話を持ち始めた、
昭和の終わりから、
平成の始まりにかけての物語・・・・
『大好き』その想いの先には・・・
嫉妬、焦り、嫌われたくない、
そんな想いから湧き上がってゆく。
自分への自信の無さで、醜くなってゆく
自分の心が、負のオーラを纏い彷徨う。
醜態を晒す自分が嫌われたくないから、
彼にそっけない態度を取ってしまう。
彼に別れを切り出されるのが怖いから、
自分から、別れを切り出してしまう。
離れてしまうと、大好きが大きくなり、
一緒に居たいと願ってしまう。
自分の心と気持ちを消化しきれずに、
恋人でいて欲しいと願ってしまう。
そして、一緒に居ると醜い感情が渦巻く
自分を、嫌悪して離れてしまう。
でも・・・でも・・・・本当は・・・
大好きだから・・・・逢いたい。
大好きだから・・・・傍に居たい。
何度も別れと恋人関係を繰り返す、
そんな彼女に、反発しながらも
自分は、それを受け入れて過して来た。
ついに、そんな関係に終止符を打つ事にし、
喧嘩と言う形で、彼女を突き放して、
彼女に考える時間を与えた。
大好き・・・否、それ以上の感情、
『愛しい彼女』の答えを待つ事にした。
自分達は離れられない・・・そう信じて。
その後の『彼女と彼のSTORY。』が、
今、幕を開けて・・・・再び始まる。
The curtain is on the rise.・・・・・