フォンテンブロー侯爵家は代々目立たぬようひっそりと領地を治めていた
しかし当主の娘が生まれたその日、空にはオーロラと大粒の雹が降り…
不吉な子となった当主の娘レイチェルは領地の端でひっそり育てられた
時が過ぎ、王都に人質として住まっていた侯爵令嬢のレイチェルは学園でロイという偉っそうな男性に出会う
学園で一位と二位を常に独占する二人は王立大学に入り、いつしか無二の学友となった
ただ一つ、レイチェルの誤算は周りが自分を王に嫁がせようとすることだった
そんなレイチェルのモットーは
死亡フラグが立つ結婚は絶対回避し、平穏に学問で生きる!