学校でイジられキャラの蒼井洋子は自分の無価値さを憂いていた。
両親も蒸発していて、親戚からお金をもらって一人暮らししている中学一年生。
神社の近くで「やっぱり私なんていらないんだ!」と言うと、不思議な光に包まれて、何かが起こったような胸騒ぎがする。
ふと、神様が家族をくれたと思って、家に帰ると、なんと家には洋子にそっくりな女子・海子、洋子をイケメンにしたような男子・陽介、さほど似ていない太った男子・洋平がいた。
「私たちはスタメンの座を狙う2軍です!」
と言い、なんと自分に2軍ができてしまい、いざ自分という存在が無くなってしまうと思うと、あんなにいらないと思っていたのに焦り出す。