幼いころに虐待を受けて心に傷を負った凜は、祖父母に引き取られて癒されていく。
祖父母とよく見た映画の中のセリフ、『人生はチョコレートの詰まった箱のようなものよ。中身を取るまで、何を手にするかわからないのよ』という言葉に励まされた。
母親の恋人だった男性から暴力をうけ、母親からはネグレクトされていたトラウマが残り、大人になっても消極的で恋人や同僚にも裏切られていた。それでも、誰かに心を開くことができない凜。
ある日、気の進まない呼び出しをうけて元後輩と居酒屋に行く。どう言い訳して帰ろうかと考えこみ、トイレの通路でぶつかった若い男性と険悪な出会いをする。
後日、その男性と偶然に再会したことで、彼の影響から凜の引っ込み思案な日常がすこしずつ変わっていく。
*この作品はベリーズカフェでも同時掲載中。
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