魔法王国マルティネス。
兄姉みんな容姿端麗な王家の中で末っ子王女のマリアンヌだけは大好きなお菓子をいっぱい食べて、ぽっちゃり体型に。
年頃になり太っている自分にコンプレックスを抱く。
ある日、冷戦状態の隣国の皇帝、ヴィンス・エーデルシュタインから和平の為マルティネスの王女を妃に欲しいと申し込みがあった。
国王は警戒しながらもマリアンヌ以外の王女を合わせるが、その帰りにヴィンスとマリアンヌは偶然出会ってしまう。
マリアンヌはヴィンスに一目惚れしたが、ヴィンスもまた部下にマリアンヌを帝国に強引にでも連れてくるよう命じ実行した。
帝国の宮殿にいるお妃候補達は太っているマリアンヌをバカにする。
しかし、ヴィンスは何故かそんなマリアンヌを特別扱いし溺愛してきた。
太っていることを引け目に感じながらもヴィンスに心を開いていくマリアンヌ。
しかし、あることをキッカケに過去世の記憶を思い出しマリアンヌはヴィンスとは距離を置きダイエットを必死にする。
見事に痩せて見違えるように美しくなったマリアンヌがとる行動とは?
マリアンヌが太っていた理由が分かるとき両国を巻き込む展開に…