本当にその感情はただの――かわいい？
ラブコメから思わずぞくりとするような重すぎる愛を感じるものまで、独占欲をテーマにした作品を特集！
注目の一作に選ばれた作品は、運営からの「注目ポイント」を添えてご紹介します。
また次回の募集テーマもお見逃しなく！
小説テーマ「独占欲」
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正反対で言葉足らずな私と彼
「男に落ちたら最後、あとは落ちるとこまで落ちて足掻くしかないわよ」
シニカルな大人たちのじれじれ系両片思い。臆病者のこの上なく情けない攻防戦でございます。
注目ポイント
大学の法医学教室で働く主人公・筧と、大学の同期で現在は小さなカフェを営む藤堂。2人の性格は、真逆も真逆、まるで水と油、重なり合うことも交わり合うこともありません。そんな2人が長く友人として関係を続けてきたのは、自分にとって決定的に欠けている部分を持つ相手に対する、憧憬と少しの嫉妬、そしてそれゆえの恋情で。しかし、彼らはどうしても素直になることができません。
今の関係を「ま、俺の片想いみたいなもんなんで」と言った藤堂、「充分ですから、今のままで」と言った筧。それは、短くない時を過ごし築き上げてきたこの関係が終わってしまうことへの恐怖なのか、それとも己の劣情からか……。
「恋」の一言では片づけることの出来ない複雑で、しかしどこまでもひたむきな2人の想いに、胸をぎゅっとつかまれるような切なさを感じずにはいられません。どうしても素直になり切れない2人の攻防戦に最後まで目が離せませんでした。 -
運命と偶然の狭間にいる人
「俺でもっといっぱいになればいいよ。俺のことで悩んで、泣いて、浅岡が俺なしじゃ生きてけないくらいぐちゃぐちゃに壊れればいいのに」
きみも私も、ソートー重症、かも。
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この関係の終着点
「なんだよその顔、まじで帰りたくなくなんじゃん」
大学２年生のわたしは、ひたすらに自分を偽って、ちゃらんぽらんな女を演じてた。 甘酸っぱい高校時代の恋を心のどっかで引きずったまま、今日もセフレに抱かれている。
次回の予告
当事者双方ノ合意ニヨッテ成立シマシタ ？
「契約○○」
契約結婚、契約カレシカノジョ、契約姫、契約総長……!?
などなど、「契約関係」が描かれ、ストーリーが展開していく小説を大募集！
○○にあたる単語は自由に創造してください。
テーマに沿っていれば、過去書いた作品でも新作でもOK！
2021年5月下旬PickUp予定！
