高校一年の夏、五十嵐涼平はクラスメイトの若月渚に告白し、あっさりOKの返事をもらう。だが、初デートの日「自称恋人」を紹介され、困惑する。その男装の麗人のような女性は、渚の「願い」を聞き入れた好色の悪魔・アスモデウスだと告げられる。懐疑的な涼平に、その悪魔は店内で迷惑行為をしていた客を片手で軽々と投げ飛ばしてみせる。
事態が呑み込めないまま「渚の恋人になるための条件」として「迷子になった彼女を見つける」ことを提示される。クラスで欠席しがちだった渚は、実は定期的に「行方不明」になっていたのだった。
しかし、渚は「この世とは違う世界」に迷い込む性質であった。その世界ではクラスメイトが全員、同じ仮面を身につけ、その中から「本物の渚」を見つけ出すことが条件だと告げられる。涼平は苦心するが、案内人役の悪魔が「イジワルな渚」が擬態した姿だと見破り、無事、彼女を見つけ出す。だが「恋人になるための条件」はこれだけではなかった。
「涼平は私のこと、見つけてくれる?」
無表情のまま渚はそう言ったが、涼平には確かに「イジワルな笑顔」に見えた。
ラブコメ
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