『アンネームド・フラワー』完結報告&謝罪。
こんにちは。
自称「妖退治専門作家」のYura。です。
先日、『アンネームド・フラワー』が無事完結しました。
掲載した初日から読んでくださる方が何人もいて、本当にうれしかったです。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして謝罪案件。
毎日更新するというようなことをブログに書いていたにもかかわらず途中1日2日空くことが何度かありました。マジですいません( ̄▽ ̄;)
しかも理由が……新しく買ったゲームが面白すぎてそっちに夢中になっていたという……(小声)。生まれて初めてプレイしたオープンワールドなRPGだったんです……生まれて初めて感じる楽しさだったんです……_:(´ཀ`」 ∠):
とはいえ今月末〆切のボカロさんとのコラボ企画に応募したいので何とかそれには間に合わせました。これがなかったらもっと間隔空いていたかもしれない(小声)。
そしてここからが『アンネームド・フラワー』のちょっとしたふり返り。ネタバレありなので未読の方は注意をば。
『アンネームド・フラワー』、略してアンフラは、私の中で「ハードルを下げたお話」でした。
手を抜いたという意味ではありません。いつも複雑なのを好んで読んでいたので、自分で書くものも複雑にしようとがんばっていた部分があるんです。
それを今回は、いつもは複雑にしようとする部分をもっとシンプルにすることに力を入れました。例えば。
魔獣は日が出ている時に、それこそ日当たりのいいところに出てくることはほとんどない。にもかかわらずアイヴォリーは日中に、日の当たる花畑で魔獣に喰い殺されている。何故そんなことが起こったのか……とか。
それでリコリは魔獣調査を始める……とか。
ロッカは自警団ではなく騎士団に所属していて、階級や身分などで苦労している……とか。
実は魔獣には人々には知られざる秘密がある……とか。
そんなことはなく、リコリもロッカも片田舎の普通の少女や青年に過ぎず。
できる範囲は限られていて。
決してそれは、大層なことではない。
アイヴォリーが何故死んだのかも、誰にも分からない。
……と、いう具合にとにかく書きたいことをシンプルにして挑戦してみました。いつもなら魔獣を退治させたいところを退治させていないwww
内容もかなり短めなこともあり、非常に書きやすかったです。短めな話を書くっていうのも挑戦だったなぁ(笑)。
そして、長く続く話じゃないっていうのも、私なりの冒険でした。
ラストで書いたように、リコリの未来はまっさらなのです。私が続きを書くことなく、手放すお話でした。
もしかしたら、リコリはロッカとの恋を叶えるのかもしれないし。今回の出来事でむしろ初恋を手放せて、他の人と結婚するのかもしれないし。ロッカは故郷の村に戻るかもしれないし。
清々しい気持ちで手放せたお話でした。
……と、無事完結できたことがうれしくて長々と書かせていただきました(笑)。
改めて、読んでくださった皆様本当にありがとうございました。少しでも楽しんでもらえたら、そして心に何かが残ってくれたら幸いです。
やれることはやった! ……という感じなので、コンテストで選ばれなくても何の悔いもないと思います。いや今後の反省点として学ばせてはいただきますともwww
また新たな物語で読者の皆様にお会いできるようインプットアウトプットをしていきたいと思います。
ではまた。
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