住宅街の中にある、小さな個人経営の調剤薬局。近くには古くから親しまれている診療所もある、ごく普通の薬局。しかしその薬局には秘密があった。
それは地下に異世界の患者に対応するスペースがあること。
今日も異世界の住人が"魔法の"薬を求めて薬局の扉をくぐる。
その世界にはある噂があった。新緑の十字のマークがついた異世界の薬屋には、この世界にはない魔法の薬が存在すると。
そして必要とした時に目の前にその薬屋は現れるのだとか。薬師とそして動いて話す絵画が売る異世界の薬は使い方を間違えると酷い目に遭うがよく効くと評判であった。
今日も助けを求める異世界の住人の目の前に薬屋の扉が現れる。
現役薬剤師が書く、調剤薬局で働く薬剤師の少し変わったお仕事話。
キャラクター・プロット
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