幼少期の経験からワーカーホリック気味の浩平は、ある日自宅が火事になり昔馴染みの蓮の家に転がり込む。生活再建までの約束で蓮からの誘いによりそのまま同居に至る。蓮は女性向けハイヒールのデザイナーとして大手メーカーに勤めていたが手伝いをしていた先輩靴職人の個人ブランドに誘いに乗るかを悩んでいた。浩平は自…

▶ストーリー概要および物語の設定


幼少期の経験からワーカーホリック気味の浩平は、ある日自宅が火事になり昔馴染みの蓮の家に転がり込む。生活再建までの約束で蓮からの誘いによりそのまま同居に至る。蓮は女性向けハイヒールのデザイナーとして大手メーカーに勤めていたが手伝いをしていた先輩靴職人の個人ブランドに誘いに乗るかを悩んでいた。浩平は自分の価値の証明は仕事で成果を出すことだと自分を追い込んでいた。

付き合っていないが身体を重ねたことがある2人は微妙な距離で生活を始める。仕事へのスタンスが違う2人はお互いの仕事の向き合い方を知ることによって自分の仕事の向き合い方を見直す。そのことによって蓮は個人ブランドへの転職決める。浩平は蓮に雑ではあるものの確かに必要とさせること、大切にされることによって幼少期の自分を許すことができる。

本来は生活再建までの約束だった同居だったが蓮からの同棲への誘いに浩平は乗ることになる。