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裏 鬼十郎

うら おにじゅうろう

たまに変な小説を書きに来ます。

16までと17半分以上

ここでは落下者が落ちてくる説明としての理論がいくつか展開されているのだけれど、多分理数系はゲラゲラ笑えるけど、文系はただただ耐えるしかないページだと思う。(私は文系なのでその分からなさにただただ耐えた。)何とか理論やら何とか係数やら、まったくもってわからない。ただ、そんな理論を通しても落下現象がわからないことに文系としては「話に置いてかれなくてすみますねー」と安堵するのである。本当に、まったくもってわからない。ほんとうに。

とりあえず、ラムゼー理論でも確率論でも中心極限定理でも説明しうるが、それが落下者を助けうる何のヒントも出してはくれないし、落下者の落ちた跡は何の意味の暗号でもないし何の意味もない。そこまでが明らかになる。要するに、何もわかっていないのである。
私の文にも動きがなくて悩むが、円城さんの短編も、途中まではまあまあ、死体ごっこの如く動かないし一ミリも進まない。しかしなんでか、片やめちゃくちゃ面白く、かたや滅茶苦茶につまらない。なんだこの差は、とブチ切れながら泣いている。どこで差が付くんだ。

取り合えず、自分との圧倒的な差は、書く分量の圧倒的な差である。だが、どうやってネタを集めているかについては、何の推察もできない。

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