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裏 鬼十郎

うら おにじゅうろう

たまに変な小説を書きに来ます。

BJ観てます

手塚治虫先生はすごく好きなので観てます。
「んな漫画みたいなハナシが…でも、実際マンガなんだよなぁ」ってセリフが好きです。
現代に蘇ったBJ。どんな風に活躍するやら。
ちょい解釈違いもありますが、まだ始まったばかりなので、「うん、うん」って観てます。
後でnoteで公開するかも。


今回は、火の鳥を読んだ時の詩を。


儚く抱きしめた 命の形
いずれ 崩れ去ると 知ってはいたけど
脳裏に焼きついた 「永遠」の二文字
君を探し続ける
愛してる
愛しているから

空の青さは いつの時代も
若者の心 駆り立てる
混沌の大地 逆巻き合って
やがて その渦に 巻き込まれていく

誰のために? なんのために?
祈り 問いかけては
抗うための力を 探し求めている

あの時抱きしめた 君の瞳
悔やまない どんな 結末が 待つとも

あの日刻みつけた 誓いを胸に
君を探し続ける

愛してる
愛しているから


一番最初に読んだのは未来編で、未来が実は我々の過去の話で、成熟しきった社会が果実が腐るように滅亡し、そこから原始の時代が始まり我々に続いていく、ってのは、すごい衝撃でした。
だから、この歌は主に主人公の確か、マサトとかいう青年からタマミへの想いを描いたものかも知れない。
ニーチェの永劫回帰にも似た、先生の発想はすごくて。
当時まだ小学生だった私が、「永遠」を意識したのは、この辺りからかも知れない。
「ブッダ」は確か、高校生の時に読みました。
手塚治虫先生のペシミズムってすごい。本当に、絶望させてくるんです。
でも、絶望的な状況、極限的な状況でも諦めずに己の欲することを成す登場人物たちには、人間讃歌のようなものを感じる。けど、「感動した」なんて言葉には、まとまるものじゃない。
とにかく、読んで、感じて欲しいです。

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