自己表現ってやつは。
こんにちは。
今日は久しぶりにカラオケで歌ってきました。
というのも、バンドでやろうと言っている曲がボーカル泣かせの曲なのです。
前にも書いたように、コロナ禍でカラオケ屋さんも開いていなかったし、スタジオに入る事も本当に少なくなってしまって、歌う機会が全くなくなってしまって、声が出なくなってしまっているから。
ほんと歌うのって筋肉なんですよ……
喉の骨格や声帯を引っ張ったり、胸筋と背筋で肺を支えたり。
もう衰えまくって、まったく声が出ないし続かない。
昔は六時間練習でも平気でこなしていたのになぁ。
最近、パソコンを買った話はしましたが、旧パソコン(今も現役ですが)は容量が全くないので音楽を溜めておくことが出来なくて、パソコンで音楽を聴くという事が無かったのですが、新しいパソコンに音楽を入れようと作業していると(データはメディアに保存して置いて有ったのです)昔の自分の歌っているデータなども出て来て。
久しぶりに聞いてみたわけです。
昔は自分の声が嫌いで仕方が無かったのですが。
今は好きになりました。
大人になったのか、昔の自分は自分では無くなったのか。
いや、どちらでもないなぁ。
自分を受け入れたんでしょうね。
思っているより悪くないやん?となって、聞いていると不思議に落ち着きます。
ツイキャスなどで私の歌は落ち着くと言われていたのは、こういう事かと初めて実感したというか。
新鮮な時は、自分では自分のダメなところが分かっているから荒ばかりが耳について、素直に聞けないんですよね……。
昨日聞いたのは「涙そうそう」「卒業写真」など。
自分で言うのもなんですが、昔の私。捨てたもんじゃないです(笑)
まぁそれもあって、練習するかー、とカラオケに行ったのですが。
やはり自分の想像と違う現実に幻滅。打ちのめされて終わったわけです。←
声が……声が出ねぇ……。
わしゃ、人魚姫か。(良く言い過ぎ)
とりあえず、こればっかりは筋トレあるのみ。
筋肉が付くまではイメージ通りには声が出ないし、スタミナが無い。
時間をかけてリハビリします……。
まぁ、歌はそんなところなのですが。
歌は褒めてもらうと嬉しいです。
自分でダメなところが嫌って言うほど分かっているから、「いやいや、そんなことはない」と思ってしまうけれども嬉しい。
かなーり努力もしてきたし、私の表現の中で生きるか死ぬかくらいの根幹にかかわる表現だったから。
もちろん小説も、褒めてもらったら絶対嬉しい。
泣いて喜ぶ。
ダメなところも分かっているけど。(分かっていながら直せない……)
あと、私のお話が響いてくれる人がこの世にいたんだ!とそれ自体が何よりも幸せ。
作った洋服も褒めてもらったり、購入してもらったら嬉しいかな。
これも小説と一緒で、響いてくれた人がいた!っていう喜びが大きい。
最近ですね、私は写真を褒めてもらったんですよ。
ビジネス的にかもしれないですが。いや、そうでしょうが。
その時すごく不思議だったのが、あんまり嬉しいという気持ちが沸いてこなかったんです。
どうやら私にとって写真は、自己表現の一つではあるけれど、順位が低いようです。
こんなに長い間写真を撮り続けているのに、不思議だなぁ……と、考え込んでしまいました。
写真って、その場に居合わせることが最大の努力をするところなんです。(もちろんシャッタースピードと絞りとか勉強したうえでですよ)
私の知人は、誰の足跡もついていない雪原でSLが通るのを半日待ったそうです。
その上で一日一本、一度きりの列車を極寒の中シャッターを切るプレッシャー。
精神力と平常心。
それはすごい精神力ですよ。平常心でいられるだけの数をこなしてきたスキルもだけれど。
でもまずは、そこへ行くという努力です。行かないと始まらない。
私はどちらかというと、偶然派です。
偶然その場に居合わせたから撮れたという写真。
なので、そんなに努力はしていません。
もちろん、努力した写真もありますよ。
一晩中、風の吹きすさぶ江ノ島の防波堤で夜を明かしたこともあります。
でも、そんなのは稀。
褒められても、運が良かっただけの写真だからなぁ。となってしまうのでしょう。
確かに、友達と同じ場所で同じタイミングで撮っても、目が違うから違う写真にはなるんですけどね。
あー、どうしようかなぁ~
写真の展示に誘われたけれど、私の写真にそこまでの価値があるのかなぁ……と悩み中。
フォロワーを増やしたいなら、違う手段の方が効果的だろうなぁ……
厄介ですねぇ、自己表現ってやつは。
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コメント
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- y.kato-channel
歌に小説にと、
さまざまなことに取り組んで、
さまざまなカタチで
自己表現していますね。
評価されたら嬉しいし、
素通りされたら、
立ち直れないし。
個人的には、
(この頃)
頑張っている人を応援する側にいくことが多くなったかな?
そっちは、そっちで、
けっこう面白かったりするし。