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メラニー

めらにー

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121 ゴールデンタイムの顔

 こんにちは。

 昨日の予期しない出来事から、何とか予定よりも一時間遅れて一着は仕上げました。という事でもう午前三時です。

 最近話題上がっている作品ですが、三期を見ていないと書いたので作業をしながら見ようかなーとサブタイトルを見たのですが……見てました。勘違いしていたようです。勝手に四期まで放送が終わっていて、それを見ていないと思っていたようでした。

 でもいい機会なので一話から見てみようかな、と作業しながら見始めました。同じものを繰り返し見るの得意なので←
 昨日の夜だったかニュース番組で、アニメで主要キャラの声を担当しているお二人が原作の終結について対談している映像をたまたま見たのですが、その事を考えていました。
 実写をするというニュースも最終回とともに流れていたのですが、それをファンは望んでいなくて、どうしても実写化するなら声優さんがやればいいという声がSNSなどで上がっていると。
 この話題を対談中に番組側に振られたお二人は「そう言ってもらえることは嬉しい事です」と本心でもあるんだうけれど、そこまででコメントは留め、口が裂けてもやりたいなんて言えないので、前のめりな態度はおくびにも出さなかった。
 たしかに対談されていたお二人は声のお仕事で家では無く、一般的な役者さんとして活動もされているので、体を使った演技が出来ないわけでもないし、お二人とも整ったお顔立ちだし、なんせ声は本物。それに今までそのキャラクターをずっと掘り下げて考え理解を深めてきたのだから、アンチを最小限留めることができる気がします。

 でもなー、残念だけど、それじゃ会社はお金を出さないんですよね……
 昔、東京下町の派出所の実写ドラマの事を思い出していたのですが、舞台とアニメ声優とをやっていたこれ以上なくらいハマり役の中年俳優さんがいたのだけど、ゴールデンタイムに放送される実写ドラマには国民的アイドルが抜擢された。
 そのアイドルの事を普段悪く思っていない人たちからも不満の声が爆発して、結構な混乱だったのだけど、中年俳優さんがSNSで「私がゴールデンタイムのドラマで主役を張れるわけがない。その枠にはその枠に適した役者が入るしかないのです。今回キャスティングされた彼の演技を楽しみにしていてください」というようなコメントを寄せ、みんな納得して大人しくなったのですが、映画なんてそれの最たるもの。

 一番の問題は、オタクたちの集客力を会社を動かすようなジジババば信用していない。
「結婚もしないで、アニメや漫画のオタクをしてい様な者はお金を持っていない」といけしゃーしゃーと言ったらしいので。友達が仕事の伝手でエライさんに聞いたそうです。そしてその価値観は会社を動かす世代の方たちの中では主流だとか。
 実際は、結婚していないからお金持っているし、オタクは毎日食パンの耳を食べても推しに貢ぐ生き物だと知らないのです。

 まぁ、それを知ったとしてもアニメの中の人をメインで起用することは無いでしょうけれど。(例外でナレーションで大活躍の方がアニメにもドラマにも出たことは有りますけど……)何しろ、ビッグタイトルで名前を売らないといけないアイドルや若手俳優がいっぱいいますからね……有象無象……チミモウリョウが寄って来るでしょう。

 別の作品ですが、とあるビッグタイトルの映画化で主演をした事で、作品に傷をつけてしまってファンにも作者にも申し訳ないと心に傷を残したまま亡くなった男性俳優さんの事も思い出す。
 作品のエッセンスだけを抽出して、原作やファンが見たがっている物を無視して、物語を捻じ曲げて作られた作品だったが為に、主演に選ばれて有無も言わせず演じるしかなかった役者が心に傷を負う。
 彼はその後、留学先で知り合った友達に「あの作品に出ていたね」と言われ、申し訳ないと思っていると苦しそうだったらしい。
 もうそんな役者さんは出さないでほしいなぁ……。そして役者さんを責めないでほしい。役者さんはやるしかないのだから。

 どうか多くの人が見たいと思っている物を作ってほしい。結果それが一番儲かるのです。色んなところに癒着し、自分だけが得するように変更するより儲かります。今後も注目されます。それは「ナレーションで大活躍の中の人」を起用した監督がいい例です。
 ……まぁ、今回の北海道のこの作品では監督はして欲しいくないですが(笑)



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