137 夏の一着を作っています
こんにちは。
現在、友達に渡そうと思ってワンピースを作っている。気に入ってもらえるのかは分からないけれど。
一緒に海に行った時に、「そういう場所では、そういう格好をしないといけない」と何度も繰り返し言っていた。「そういう」というのはTPОとまでは行かないけれど、場所に応じたオシャレ+女性らしいオシャレの楽しみ方……と言った感じなのだろうか。
私は結構夏場は煙突効果を狙ってワンピースを着ることが多いのだけど(上下の組み合わせも考えなくていいし……)、海でもその理論でワンピースを着て写った画像を見て、そのように力説していた。「中身はちょっとやそっとの努力では変えられないけれど、服装を変えることは簡単にできる!」と。
そのように のたまうので、じゃぁその為の夏の鎧・第一号は私があげようかと。
ティアードワンピにしようかと六メートルの生地を買ってきたけれど、色々考えてひらひらしすぎても大人だし着にくいよなぁ~と、出来るだけストンとしたシルエットで、切り替えはウエストよりも上に作る事で脚を長く見せて。以前、キャミソール型は紐が鬱陶しいと言っていたから却下。袖をつけると暑がりだから上に羽織れないだろうしノースリーブ。小顔効果を狙ってVネックに。生地が余りまくるからポケットは左右に二つ。スカート部分はストンとさせるパターンにしたけれど、生地をバイアスで切って動きが出るように……などど考えながら作ったのだけど、組み上げて見たら、やっぱりなんか物足りなくて。
急きょ、後ろと前両方のスカート部分の真ん中。縦に縫っている所を三時間近く掛けて解き、そこへ二等辺三角形に切った生地を差し込む事で、スカート部分をひらひらさせた。
うん。ちょっとはリカバー出来たかな、と。
本当はスカート部分は一枚の生地で良い所を、バイアスで生地を二枚切って真ん中で合わせているから、柄が左右の生地の「斜め」と「斜め」でVの字の流れが出来るので、それ自体が全体の印象を決めてくれるのだけど、私が買ってきた生地の柄が、あろうことか元から斜めに流れている柄だったのです。なのでバイアスで切ってしまうと逆にまっすぐな流れの柄になると言う……
その辺りも真ん中に差し込んだ三角形の生地を正常な織り目で切って入れたので、スカートの真ん中に斜めのラインが生まれ、使っている布以上の布を使っているように見える。怪我の功名というやつ?
……あとはサイズが合えばいいのだけど。勝手に想像して作っているから(汗)
(バイアスで生地を使うと言うのは、織り目に沿ってまっすぐに生地を使うのが通常の所、45度傾けて織り目が斜めの状態で布を扱う事です。生地が伸びやすくなるので着心地が良かったりしますが、使えない無駄な布が多く出るので贅沢な使い方です。型崩れもしやすいので、左右対称にバイアス生地を使ったり気を使う所もちょっと厄介)
色々作っていると、リカバーする力は付くのだけど、時間がかかるのだけはどうしようもない。
今日中に仕上げたかったのだけど無理でした。
予測していた日にちで出来上がらないのって、地味に精神的にやられるんですよねぇ……仕方がない事だけれど。足止めを食らっているような。
明日は仕上げて、通常の作業に戻ろう~
あと、出来れば南十字星の続きが書きたいのだけどな。
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