要は器用で不器用な男です。夕が亡くなってからは適度に遊びつつ三大欲求が八割ずつ満ちたような人生を送っています。


因みに麦と要の出会いは今も働いているあの病院です。麦は中学卒業後五年一貫看護師養成課程に入りましたが、要は高校卒業からの短大なので、彼の方が年上です。彼方と同い年と思われます。（あまり詳しくないので検算はしないで下さい…）

麦と要は割と仕事に対するスタンスが似ているので、飲み友達からの勢いでセフレになった感じですかね。ふたりともお酒はイケる口、且つコミュ力は高めなので気が楽だったようです。


そして、夕についても。彼女は終始掴めない人間で、要にも決定的な弱さを見せることがありませんでした。自滅と言えばそうだったのかもしれないけれど、夕の選択が彼女にとって少しでも救いのあるものであることを心から願っています。

要の手先が器用（特にヘアアレンジ）なのは夕の髪をよく触っていたからです。因みに麦と夕の毛質は似ているんだとか。


麦が彼方と上手くいってからは彼方とも仲良くなったらしいです。彼方は培ってきたコミュ力が化け物並みにあるので話が弾むんだとか。楽しそうで何よりです。


今日も要は飄々と生きていることでしょう。なんてったって余命は千年ですからね。

頑張り屋の彼と焼肉でも一緒に行きたいものです。もちろん奢って差し上げます。


何だか脈略が壊れているような気もしますが、この辺りで失礼します。いつか要と麦との宴会の様子でも書きたいですね…！以上、紺野でした。