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紺野紬

TSUMUGI KONNNO

いつもありがとうございます。

非公開常習犯ですが悪しからず。


番外編@ぷらいべったー

憂鬱を撃ち殺して 伊吹葵のすすめ



なんと、ここで伊吹のお名前の全貌初公開ですね!彼は一度死んだあと、夏目が口にした「葵」という名前を名乗っています。確か本編の前半の方の会話ですね。是非探してみて下さい。

さてさて、ここでは本編で回収しきれなかった伏線を拾っていきたいと思います。

まず、どうやって伊吹は生還したのか?です。あれだけ撃たれて海に沈められ、尚彼の生存を信じていた読者様は少ないのではないかなと予想しておりますが、どうなのでしょうか。結果を言ってしまいますと、伊吹は運よくテトラポッドに引っかかって助かったんです。

あの足が三つくっついたコンクリの塊です。倉庫がある埠頭の近くに上手く流され、ぎりぎりのところで助かりました。そこからこれまた運良く人に見つけられたようです。因みに、銃創について深堀りされると困るので、病院は脱走して来たそうな。

そして、少ししてからニイナが仁藤会の榊に拾われたという噂を聞き、もう彼女に会う資格はないけれど、せめて近くに居たいと仁藤会本部の近くにニイナの夢通りのカフェを開きました。唯一彼女が口にした理想と違ったのは、コーギーではなくネロ(黒猫)を飼っていることです。

命を奪ってばかりだった自分に動物が育てられるのかと自問していたところ、捨てられていたネロに出会い、衝動的に連れて帰ってしまったのだとか。獅堂もそんな感じですね。ふたりともネコ科です。

また、伊吹はとても人当たりがいいので、カフェは瞬く間に人気を博したそうな。儚い系の美麗な青年という感じなので、よく常連の叔母様方からお菓子や旅行のお土産を貰うそうです。ニイナを取り戻してからは、看板娘のような感じで男性客も増え、それに伊吹が嫉妬したとかしないとか。

どちらにせよ、ニイナも伊吹も根は穏やかな人間なので、きっと喧嘩することなく幸せに暮らして行くことと思われます。これからは幸せばかりだといいですね。

以上、紺野でした。またお会いできる日を楽しみにしております。

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