川上桃園（かわかみとうえん）さんの小説一覧

かぐや姫の身代わり女房～松緒、平安乙女ゲー世界にて奮闘す～

都で評判の美女かぐや姫は、帝に乞われて宮中へ出仕する予定だった……が、出仕直前に行方不明に。父親はやむなくかぐや姫に仕えていた女房（侍女）松緒を身代わりに送り出す。前世が現代日本の限界OLだった松緒は、大好きだった姫様の行方を探しつつ、宮中で身代わり任務を遂行しなければならなくなった。ばれたら死。かぐや姫の評判も地に落ちる。「かぐや姫」となった松緒の元には、乙女ゲームの攻略対象たちが次々とやってくるも……。「そなたは……かぐや姫の『偽物』だな」「そなたの慕う『姫様』とやらが、そなたが思っていた女と違っていたら、どうする？」身代わり女房松緒の奮闘記が、はじまる。史実にもとづかない、架空の平安後宮ファンタジーとなっています。週1〜2回更新です。　　

ファンタジー

#異世界
#平安風
#後宮
#恋愛
#身代わり
#転生
#乙女ゲーム

連載中 47ページ

83,551字

時は大正、使用人の女の子と新興財閥の御曹司の恋物語

花は月を見上げている《コミカライズ『帝都の使用人（めいど）は恋染むる』の原作改稿前原稿》

　優《すぐる》さまには美しい婚約者がいらっしゃる―― 　ときは大正時代。財閥天蔵家で働く使用人のみやは、天蔵家の長男、優の婚約者月子に憧憬の思いを抱いていた。美しい未来の若奥様にお仕えできることを、みや自身も喜んでいた。だと、いうのに――。　それは、一冊の本と彼女が長い髪を切り落としたことに始まって。みやは仕事と想いの狭間で翻弄されていく――。　コミカライズ原作「髪を切る、恋染むる～天蔵家使用人物語～」の改稿前文章です。　改稿後の文章はなろうとエブリスタに置いてありますが、改稿前文章のリクエストをいただいたため、魔法のiらんどさんに掲載します。　改稿後の文章と設定等が変わっている部分があります。　コミカライズは「帝都の使用人（めいど）は恋染むる」。各種電子書店さんから配信中です。

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自分の結婚に浮かれた坊ちゃんから急な結婚話を持ち込まれた家政婦《ハウスキーパー》のイヴリン、三十一歳。相手はライバル関係にある執事のスティーブンだった。まさか、と断ろうとする彼女だが、スティーブンはなぜか乗り気。ほとんど強引にデートに連れ出されたのだが、デートに現れたスティーブンはいつになく優しくて……。彼は以前からイヴリンのことが好きだったという。「イヴリン。恋人にしか許さないことを、私に許してくれませんか？」一緒に勤めて六年。イヴリンは彼の甘い言葉にくらくらしてしまって……!?

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わたしの愉快な旦那さん

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