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似非炉利痛

えせろりいた

日々の徒然記録用。

帰路

相変わらず気の利いたタイトルは思い付かないのでこれで。文字通り、旅先からの帰路に着いている最中だ。大型連休もないこの時期に旅行と言うと疑問を持つ方もいるかもしれないが、私がしてきたのは所謂受験旅行というやつである。3泊4日も過ぎてしまえば案外短いものだ。まあ、とりあえず難は去ったと言えなくはないが、実は私は未だに将来の進路を決めかねていたりする。幼少の頃でこそ、特撮ヒーローに憧れていたものだが(恥ずかしいことに今も正義の味方に対する情景は捨てきれていない)この年齢になって堂々と言える様な目標ではないだろう。カッコいいスーツに身を包み戦うヒーローはフィクションの世界にしかいないと気付いてしまうからだ。現実は理想の世界より遥かに陳腐で同時にシビアである。この文章を書くことでさえ、現実逃避と捉える人間もいるだろう。しかし、私はできるだけ夢想家であり続けたいと思う。想像力は間違いなく人生を豊かにしてくれるのだ。

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