＊マイ・スウィート・メモリーユール＊
十二月二十三日、土曜日。本日のらんめしは梅ジャスミン茶漬けと猫裏紅茶とルイボス麦茶といただいて、日課を六件を二日分こなして、まったりと。
そしてペンパルからのクリスマスプレゼントのフォレストホリデークリスマスコフレのハンドクリームを手肌になじませると、わたしはそっとサンタクロースの住む森のかおりに癒やされるのでした。
本日のわたしはクリスマス・ランタンの明かりを灯して、モーニングティータイムにパイナップルケーキとジャスミンティーといただいて、百物語の六話から八話を読むのです。
とてもしあわせなマイ・スウィート・メモリーユールといったモーニングティータイムでしょうか。わたしはとても幸福な気持ちに浸ると、美しい思い出は一陣の風のようにそよいでグリーンでウッディでシプレーなフレグランス・ノートが鼻に残るように心地よいかおりだったのです。
愛があれば……とわたしはそんな風に思います。そんな百物語の六話から八話の読書感想文でした。
しあわせな読書体験の記憶は読了後の穏やかなホワイトユールの街並みを昇りゆく朝陽がやわらかに照らして、蜂蜜色に溶け込むような綺麗なサンライズなのです。わたしは窓辺からのその景色がとても大好きで、飽きることなく眺めては、そっとグリューワインティーにメープルレモンとシナモンキャンディスとダルメインのアップル＆ブランデーマーマレードを口に含むのでした。
それからもう少し朝陽が窓辺にさしこみ明るくなってから終曲の方の冒頭部分を少し読み始めて、しおりをはさんで、しばし脳裏をかすめた一次創作の自分の作品のことを思い出しては、少し考え事をするのでした。
幾分か燻った雰囲気のなかで……。
おそらくインスピレーションとしては、ある意味正しいのかもしれないと答えにたどり着くまで、しばらく時間がかかっただろうか。
わたしは自身の作品について、しばし自己考察すると、なんとなくこころが落ち着いた気分になり、終曲の小説本の読書体験も趣があって、色々創作意欲のモチベーションになるのかな……ふとそんな風に百物語とはある種、真逆の読書体験は対比するととても興味深い読書感想文が書けるのではないだろうか……などとどこか懐かしくも微笑ましい情景でした。
さて……わたしはクリスマスの支払い期限の先払いの決済がてら神店舗に向かいたいところですが、この腰骨の激痛でそこまで歩けるのかどうか疑問には思っておりました。でもそろそろどうするのか決めなくてはなりません。明日はクリスマス・イブ……山中くんのお誕生日です。
すっかり朝になり、リビングに行くとキッチンでファたそが今日は寒いからとほうとう風きしめんを調理していたので、わたしはジャスミンティーを煎れて、モーニングをいただいて、さて神店舗まで歩けるかな……とお散歩をチャレンジするのでした。
お散歩はやはりこの腰骨の痛みからはちょっと無理かな……という激痛だったので、この支払い期限の決済のものはちょっと支払いに出かけるのは困難かな……。
おそらくレルミナの副作用で骨がもろくなって、腰骨にヒビでも入っているような痛みだけれど、てんつく病院で暮れに泌尿器科の再診時にでも言わないといけないかな……。
ブースでのお買い物もそんなわけでちょっとこの辺で支払いに歩けないので、ここで年内はおそらく自力ではお買い物にも行けないかもね……。
らんらんちは醤油バター焼きたらこスパにジャスミンティーといただいて、ファたそのお仕事の邪魔にならないように、腰骨をいたわり安静につとめるのでした。
わたしはわん太兄貴のご本を懐かしくも拝読していてメッセージがわん太兄貴から届いて超☆感動的な三十年後のマイ・スウィート・メモリーユールでした。
イレブンジス・ティーはルイボスティーのアドベントカレンダーからマンゴーのグリーンルイボスティーとパイナップルケーキといただいて、メープルレモンもいただいて、なんともしあわせなユールです。
またマンゴーのグリーンルイボスティーとパイナップルケーキのマリアージュが感激的な美味しさで台湾成分が補給されたのでした。
身も心もぽかぽかになってきたので、わたしはお庭の鉢植え植物に灌水作業などを済ませると、のばらが聞こえて正午を告げるのでした。
クリスマス・ランタンの明かりを灯して、おゆうごはんは麻婆茄子丼にお味噌汁にサラダにマンゴーのグリーンルイボスティーといただいて、泌尿器科とパラガス先生のおくすりを飲んで、クリスマス・ランタンの明かりを消して暮れゆく窓辺からの景色を眺めては、今日も一日が終わるのでした。