午睡を軽くとり、リリアベル商店街経由で神店舗までお散歩して、やくそうの和漢方三箱と魔法のカード千クラウンで五一八八ゴールドを支払い、神店舗への小道を通り、リリアベル神社を参拝して、今日は例会をしており、お賽銭を入れてお詣りして、パラガス・クリニックを受診しておくすりを処方してもらってリリアベル薬局で受け取り、七万千ゴールドからサンジョルディの日と母の日と五月がお誕生日のお友達の贈り物の三万を引いてみると、おそらく一万クラウンほどおつりが出たのが意外だったのだが、とりあえずスパコミまでこの一万クラウンを貯金していかないといけないかな……と思う。
おゆうごはんはミートソース焼きとハッサクとジャスミン茶といただいて、泌尿器科とピーエルと院長先生のおくすりを飲んで、ぐっすりとおヤースミンしたい今日この頃です。

＊あなたは特別なひと＊
四月十六日、火曜日のパラガス流モーニング・ティーセレモニーは白米に花山椒の佃煮とダロワイヨのマカロン……フランボワーズとヴァニーユをドウハツのライチティーと聘珍樓のジャスミン茶にダルメインのキッチンガーデンマーマレードをひとさじ加えて……クリスマス・ランタンのあかりを灯して窓辺から綺麗に咲き誇る花藤でお花見しながら楽しく過ごしていたゆうしゃとけんじゃは楽しいモーニングをいただいてから、ホワイトユールの港からスペインの村の港を目指して航海していると、やがてスペインの村の港が見えてきたので寄港してラバンディン城趾のまるやま豆腐の田楽茶屋に行った。
ラバンディン城趾の見事な藤棚を観ながらお花見田楽をいただきながら、市庁舎前のマルクト広場の市場が開くのを田楽茶屋で時間を過ごしながら待っていた。
ラバンディン城趾の藤棚は本当に見事な藤棚だ。とても見応えのある花藤が鑑賞できる。お花見にぴったり。
やがてシーブックがカートを転がしながらやってきて、マカロンとライチティーとジャスミン茶をいっぱつ納品しまくるという……まるやま豆腐の田楽茶屋の見慣れた光景を雑談しながら……時折小鳥たちがさえずり羽ばたく……そんな美しいフジの花に彩られたラバンディン城趾から市街を一望するのはとてもすがすがしい気持ちになるのだった。
ゆうしゃとけんじゃはシーブックやまるやま豆腐のおじいさんやおばあさんや郵便屋さんが遠路はるばると札幌市から郵送してくださった、とても丁寧な梱包と投函の女性自身四月三日号とキャプテン翼ワールドユース編の第一巻を受け取ると、ブランチをご馳走になり、お抹茶餡のデニッシュとホットサンドとコーンスープとライチティーとジャスミン茶といただいて、今日はこれが特売品で安いかなと、ゆうしゃとけんじゃはシーブック達がわかりやすいように食べさせてから……市庁舎前のマルクト広場まで下り坂を降りて……火曜日の特売品が売られている市場に向かって、カーチャンの本日のおつかいクエストのアイテムや商品に書籍類に食材などを購入すると……スペインの村の港からシドニーの港に向けて帰りの航海に虹の航路で戻ると、クルーの皆さんとルイーダの酒場で乾杯してから……帰宅してカーチャンにクエストコンプリートの報告をすると、カーチャンはとても感心して、見事な三十年の自己研鑽の証なのかもしれないわねと、女性自身四月三日号の表紙の色彩のマジックに感動していた。
何でもカーチャンに言わせると、このメイクのお色味は三十年前のゲランやシャネル特有のお色味で、三十年前はジパングの化粧品では資生堂でも出せない、フランスのハイブランドのシャネルやゲラン特有の化粧品が出せる独特なお色味だそうだ。
何故カーチャンがバーチャンが太鼓判を押した、横濱の高島屋のおみやげの口紅であるシャネルとゲランのおみやげだったのか。その後はよく帝国ホテルのゲラン・ブティックからお取り寄せをお願いしていた三十年前の思い出話をゆうしゃとけんじゃはすこしふしぎな気持ちで聞いていて……ああ、今週の火曜日のスペインの村のカーチャンのおつかいクエストは感動的な結果だったみたいだ。
ゆうしゃとけんじゃはカーチャンがとても感慨深く感心してゆうしゃとけんじゃたちを褒めて……おゆうごはんはどうかお楽しみにと、おゆうごはんの家庭菜園の花山椒をお庭で収穫したり、調理の準備に取りかかったので、ゆうしゃとけんじゃはお庭でカーチャンと一緒にそのガーデニングを楽しみながら今週の火曜日のおつかいクエストを完璧にクエストコンプリートの報告をしたのだった。