ある日、中学時代に一番仲の良かった友人である亜紀子(あきこ)から、同窓会への誘いの電話がかかってくる。紗也(さや)は戸惑いながらも、同窓会への参加を決意する。同窓会には、一番仲の良かった異性である、里村隼人(さとむらはやと)も参加するからだった。紗也と里村はよく一緒にいた。学校帰りには河川敷で歌を聴かせてもらうこともよくあった。紗也は上京して変わっていない自分を、里村に知られるのが怖かった。そして、里村が変わってしまっているかもしれないことも怖かった。同窓会の当日。里村は紗也を外に誘い、歌を聴かせることに――。
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