リストラ
回りは抜け目なくテレワークのなか、私は相変わらずオフィスワークだ。
グループ内従業員の大多数(数万人単位)がテレワークへ移行しているため、社内のネット回線がパンク状態らしい。
コロナでなく、コンピューターウィルスで騒ぐような事態にならなければよいが。
それよりも、当騒動が終息したあとに襲ってくる経済危機が心配でならない。
幸いにして、借金はない。家賃や住宅ローンの心配もない。
リストラの対象となった際は、思いきって安売りされている田舎の山でも買おうか?と思案している。
・オートキャンプ場
・サバイバルゲーム場
・4WD走行場
山を造成し、これらを運営しながらひっそりと暮らせばいいのでは?と考えている。
思い出したみたいにふもとの海まで釣りに出かけ、気が向いたら畑を耕し、卑怯な仕掛けで猪を捕まえて肉を捌き、疲れても休ませずにニワトリには玉子を産ま続ける。
サンタクロースみたいな髭を蓄え、季節感のない軽装で、見かけ倒しで陶芸でもかじってみよう。
勝手に敷地に松茸や筍を狩りに来る泥棒は、自作の槍や弓で追い払い、寂しくなったら馬に乗って町の喫茶店まで向かい、コーヒー1杯で粘りに粘って、マスターが気絶する寸前まで喋りまくろう。
そして、1日の終わりは必ず、山の頂上でドラム缶の風呂に浸かりながら夜空に浮かぶ星を数えるのだ。
そっちの方が幸せかも。
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