完結
みなさんこんにちは。ちよこです。
『君に、一輪の愛を』続編が完結しましたのでご報告を。
本編も合わせると書き始めて丸2年、長かったようなあっという間だったような気がします。私の想像の中の世界がこうして文字になり、皆さまの目に触れる機会をもらえたのだと思うと改めて感慨深い気持ちになります。
さて、それでは少し裏話でも。
今回続編を書くにあたり大きなキーパーソンになっていたのは椿です。私はいつも大筋の結末は必ず決めて書き始めるのですが、基本的に登場人物達はあまり固め過ぎず、本人の好きに動いてもらうようにしています。(泉なんて特に。作者にすら理解不能な男)
しかし椿は最初からああなるのだと決めて登場させていました。彼だけは決まった未来に向かって進んでいる、そう意識して書いていました。椿のことについては理解できない方も多いと思います。もしかしたら批判の声もあるかもしれないと覚悟しながら、それでも最後まで見届けたいと心に決めて書きました。正解はわかりませんが、椿にとっての幸せを彼は自ら掴み取ったということです。
沙羅と泉に関しても、続編ではお互いの想いのすれ違いを認識する大切な場面を書くことができました。自分で書いておきながら、不器用な子たちだなぁとひしひしと思い、だけど確かに本編より成長した部分も感じました。我が子の成長は本当にうれしいものです。
双子の父親、伊吹についても、周囲の予想とは裏腹に彼自身が百合への想いに区切りをつけ、新たなステージにいくことができたかなと思います。彼は子ども達の行く先を見届けながら、静かに百合と再び会う日を待つのです。
長々と綴ってしまいましたが、今後のことも少しだけ。
以前のブログでもお知らせしましたが、今後はまず『いとしの世那くん』の方の更新を再開させて完結を目指したいなと考えています。どうなるかわからないけど、修二と凛がメインの話もそれぞれ書きたい、、、。
そしてエピローグの方にも記しておりますが、彼らの未来はだいたいあんな感じ(笑)
そのうちがっつり何か書くかもしれませんし、他の作品にちらちらと出る可能性が大いにあります。沙羅達の子どものお話を望んでくださるお声もあるので、短編集の方もまた整理しようと思います。
最後になりましたがこの作品を愛してくださった全てのみなさま、本当に感謝しています。お礼を何度言っても足りませんが言わせてください。ありがとうございました!
サイトリニューアルでブログ閉鎖ということですが、読者の方のお声は私にとって大切な創作意欲であり執筆の参考になるものです。新たな場を設けたいと思っていますのでそちらにもぜひ遊びに来てくださいね!
→続いてレビューお返事です。
りなさん
毎日チェック、そしてそんな風に思ってくださり感謝です!
完結はしてしまいましたがこれからも小ネタは出していこうと思うので、また遊びに来てくださいね!
みるさん
貴重なレビューをありがとうございます!
甘い雰囲気がご期待に添えるようなかたちになるかわかりませんが(笑)、沙羅達のほのぼのした日々も書けたらいいなぁと思っています。
応援ありがとうございました!
melさん
何が正解かわからない、作者も沙羅達もそれぞれが悩みながら紡いだ物語をそんな風に言っていただけて嬉しい限りです。
守られている、その通りですね。沙羅はいつも誰かに助けられ支えられ、間違った道に行こうとすれば引き止めてくれる人達がいました。
彼らの存在も物語に欠かせないものだったと思います。
素敵なコメントありがとうございました!
ぴーさん
うれしいお言葉ありがとうございます!
子どもに関してですが、実は名前まで決まっています(笑)
いつか登場させることができるように、また執筆活動がんばります。
ありがとうございました!
2020.3.2
シェア
コメント
ログインするとコメントが投稿できます
- ちよこ
ちゃこさんより
とても好きな作品を最後まで読むことができて感謝です。
本当に ちょこさん凄い!
椿が進んだ道、父が歩んだ道を描いてたから、「一緒に死のうか。」は、胸を打たれました。
確かに、椿のくだりは ちょっと涙しました。
「生きて。」とは思いましたが、、、。
「死」から「生」へと、ちょこさんが紡ぐ物語に 凄く感動しました。
沙羅と泉、父、世那、の短編集読みたいです。
沙羅と泉と、生まれた子供たちの その後のストーリーも。
沙羅と泉、本当に大好きです。