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Noran

のらん

20241015
お読み下さりありがとうございます🙏💖削除した作品はエブリスタに移行しました。↓
https://estar.jp/users/1634115553
(由汰のらん名義)ありがとうございました🙇

なるべく移行できるよう頑張ります👍

右足、左足、そして手。3つのタブレットの宿題を同時にする毎日!


ファン登録ありがとうございます!😭

あんバタにスタンプやしおり、コメントありがとうございます!!

既成ランプにもしおりにスタンプにコメント、ありがとうございます!!

既成ランプはようやく序章が終わりそうで、大学編では朱朗と星來が同じ大学に行き、朱朗が180度あかん方向になるためクズ系苦手な方はお気をつけ下さい🙏🙏🙏


今日はなんだ。何を書くかべからず!!シケモクで屯田兵とコンパ行ったら、ちゃうちゃう!!コンパじゃなく今どき合コンいうんやで!!言われてへこみましたわ!!白くまとどさんこラーメン早食い対決したら勝ってしまい今日は家から一歩も出たくありません!



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「春風ー春風ちゃーん!きーてる?!先輩だよ〜上司だよー!鬼のような上司が圧迫面接しに来たよー!」


名古屋での研修時、鬼のような先輩が研修を邪魔してきた。

マルチタスクな名古屋の美人研修講師が、私の隣に座る朋政先輩を鬼のような顔で見下ろす。


「ええと、あなたは確か、本部の課長さんじゃなかったかしら?研修の邪魔をされては困るんですけど。」



「こんにちは先生。僕が噂の、2022年広報誌を総ナメしたイケメン王子こと朋政青司です。青くんって呼んで下さい。」

「…先輩、大変です。私よりも先生が圧迫されてます。」

「ああごめん春風をないがしろにして。春風も遠慮なく僕のことダーリンって呼んでね。」

「はい東京本部の朋政青司課長。」

「めっちゃ遠くなった。」

「大丈夫です。今の距離近すぎるんで。」


椅子を極限までくっつけて、足で私の足を蹴ってくる先輩。私もグッと遠慮して思い切り蹴ってやる。


「先生!実来さんが罪のない僕を蹴ってくるんです!」


真っ直ぐに手を挙げて先生に告げ口をする先輩。一回先生にペン投げられるといい。


「あ、あのですねえ朋政課長。あなたがいると非常にやりにくいというか、マルチタスクな私もマルチタスクにやれなくなるというか、」

「それなら研修後、僕とディナー行きませんか?今月まだ20日もあるんでマリオットかヒルトンになりますけど。」

「えっ……、そ、それは、わ、わたしへの、お誘いということですか?」


アラフィフの先生の顔が赤らむ。とてもアラフィフとは思えないほど艶のあるくるりとした毛先が、嬉しそうに揺れている。


そして私がげんなりした顔つきで手元の資料に目をやると、先輩の左手がさりげなく私の太ももの上に乗ってきた。


おい。圧迫違いにも程があるわ。


「そうですお誘いでーす!僕最近好きな人に振られちゃって傷心なんですよ〜。」

「…えっ、あ、あなたが…?でも、せ、せっかくなら実来さんと行った方がいいんじゃ…」

「彼女は、信じられないような偶然で出張が重なった彼氏とひつまぶしを食べに行くらしいんで無理なんですよー。」

「…そ、そうなの?それなら、じゃあ、私が…」


先生がはにかみながら先輩を見ると、先輩が満面の笑みで「後から連絡先交換しましょ」と言った。くそこのたらし。



いつもはパンツスタイルの私。でも今日はスーツで、スカートタイプのものしか持っていなかったのだ。


先輩の手がスカートの上から私の太ももを触る。私が手で跳ねのけようとすれば、手を握られて。


その掴まれた手で、私の太ももを擦るようにする。先生にばれそうで必死に平然を装うも、先輩がちらりと私に横目を流し、ふっと鼻で笑う。


むかつきを覚えながらも、身体は否応なしに熱くなるから圧迫されっぱなしだった。


セクハラやパワハラで社内のコンプラ窓口に訴えるよりも、警察に届けて刑事事件として扱ってもらいたい。




先生がホワイトボードに向かって、どうでもいい名古屋の具体的貿易黒字額を書いていく。


そして左手で太ももを触りながら、先輩が私の資料に、どうでもいいセクハラ用語を書いていく。


『下半身ぶす』


下半身デブではなく、ぶすという先輩。意味が分からず、『は?』とだけ文字で返した。もちろん、ぶすと言われて私はふてくされている。


『ぼくの手で感じないバカはぶすよばわり』


そう返ってきたのを見て、はあ?ふざけんなこの自分を中心に世界が回っていると思ってる男!と心の中で悪態をつきそうになるも。


それよりも先輩がボールペンを持つ右指に、ペンのインクがついているのが気になった。


だからそっと自分の指で先輩の指をぬぐった。


「………」


無表情、無反応の先輩。不審に思われたと思い、慌てて『インクついてたんで』とペンを走らせる。


ちらりと見てきた先輩の綺麗な顔。なぜか赤く染まっていて。私の太ももから手を離し顔を抑える。


そして再びボールペンを持ち、私の資料に書いてきた。


『ぼくにセクハラきんし』


セクハラ?そんな大層なもんした覚えはないので、むっとしながら先輩の耳に小声で伝える。


『しぇんぱいも!』


そう言えば先輩が私の耳元でささやいた。


『はいかわいー。』






【end】








コメント

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  • Noran

    ゆり様
    ありがとうございます😭🙏先輩と春風が付き合ったら六神より気苦労多そうですよね(笑)いつもありがとうございます🙏またべったーもアップできたらさせて頂きます🤗

  • りー

    更新ありがとうございます🙏💓
    あ〜青司先輩すき、、ずっと春風とラブラブでいてほしい、、😍(え?)

  • Noran

    yume様
    ありがとうございます〜😭もう先輩には鬼強な春風しかツッコめないかと思います(笑)ハゲたおっさんがこんな先輩みたいな感じだったら誰にも相手にされなさそうですね🤗いつもコメントありがとうございます🙏✨

  • yume

    先輩最高です💕春風ちゃんとの小競り合いがたまりません🤣
    本当に一生春風ちゃんの事を追いかけて欲しいです…‪(՞.ˬ.՞)♡
    これでイケメンってホントタチ悪いですね🫶🫶🫶

  • Noran

    うさぎ様
    うわあありがとうございます😭私はあなたのTwitterのアイコンが大の好みです。ぜひお嫁さんに来て下さい。また面白い作品あったらぜひ教えて下さい🙏✨不良ものも大好きなので🤗