【恐怖】休み明けのデスクがなくなっていた。
川上から大きな桃がーメンヘラ化ーメンヘラ化ー
!!今日からお世話になります一つ橋水虫です!これ、つまらない叔父ですが!
ソマリア内戦でハブと歯ブラシして歯肉炎になりよるから歯医者さんの検診行かなあかんゆーとるガーナミルクよりダークネス!フッわっフワッふっ!
わたしとあたしとお前んらの心が浸水心酔。ちょっと、ごめん君の精神に気持ちが追いつけない。ちょっと、待って!6日ぶりのお通じがプレイバックオンプレシャスタイム。サラダバーでサラダがなくてとにかく皆困った。
新幹線遅れてまじごめん。ありがとうございます🙏😭
あんバタ7月度1位ありがとうございます😭もう二度とないので噛み締めます。
そして『赤ランプ』と『甘言を弄して』にもコメントやスタンプやシーンやしおりに前方後円墳、ファン登録もありがとうございます✨
青兄と星來のそれって頭の湧いた叔父と姪っ子の関係。↓よろしければどうぞ🤗
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「青兄…もしかして、昨日泣いたの?目が赤いわよ?」
ここは天国かもしれない。スイートシュガーが僕の顔をみてそんな事を言うんだ。
「僕の遺産は僕と一緒に埋めてほしい。」
「なに言ってるの。埋めても芽は出てこないわよ?」
「それはつまり、僕じゃ肥やしにもならないと?」
「遺産埋めたら掘り返されるってこと。」
ここは…どこ?気を確かに、朋政青くん。
そうここは、どこかのなにか。今テーブルの上には難儀な料理が置かれている。ああ思い出した。ここは僕のうちだ!
励ましの料理を作ってくれるっていうから優しい僕は優しい彼女を招き入れたのだけど。
なにせ失恋して一週間。まだいつものスパダリな僕は幽体離脱したままだ。(戻ってこい)
「シュガー。この料理は、なに?」
「え?なに言ってるの?どう見たってオムライスじゃない。」
あれかもしれない。視界がトリックアートなのかもしれない。だって、黄色いたまごがのっているはずの彼女のオムライスという料理には、たまごが見当たらない。
ライスしかない。オム、どこ行った。
「星來ちゃん。…まごうことなき。…………ライスだね。」
「?オムは頭につけないの?」
オムを頭にのせたと仮定してみてもそうはならないよ。ライスがほぼ米だし。米のまんまだし。おじさんと電気屋に炊飯器っていう最先端技術を見にいこうか。それがいい。
僕は色々な感情を歯でかみ砕き、涙を流した。めっちゃジャリジャリいう。
「……失恋って。そうよね…。辛いわよね。」
「春風はくだらないゆがんだ男のもんになっちゃって。ほんとやんなっちゃう。」
しかしながら米がめっちゃ歯にはさまる。僕の歯も六神並にゆがみそうだ。
「青兄みたいな完璧な男が失恋なんて。まさにちやほやされていた天国から、一気に地獄につき落とされた、みたいな感じよね。」
「表現が的確すぎてあまりにも苦しい。」
そしてライスの味がなぜか魚くさい。え?米って海から生成されるの?
「隠し味で、サバの粕漬け入れてみたんだけど。どう?」
「どーもこーもないよ。素晴らしい!最高だよスイートシュガー!隠し味の意味を見事に履き違えてるよ!」
「え?」
「米の中に隠すのが隠し味じゃないよ?!味付けに変化球の調味料を加えることをいうんだよ?!」
「えっ、そうなの?凄い、勉強になる!」
勉強しなくていいし凄くないよ。それより僕は毒味係なのかいシュガー。
スパイスたっぷりのシュガーは今日も僕を絆そうとしているのかエプロン姿でポニーテールを揺らしている。
なぜそこにいるのは春風じゃないのか。春風には裸エプロンさせますけど?それでご飯の作り直しを何度もさせて泣かせて謝らせて咥えさせるの。
おっとだめだめ、『ダメダメ』の歌を作詞作曲しそうでさすが朱朗の兄だな僕。はは。
ねえ、なんでもいいけどチリと化したたまごがようやく米の下からお目見えしたよ?なんでチリなのにたまごって分かったかといえばシュガーに毒味させられるのは一度や二度じゃないからだよ?三度目だからだよ!
シュガーのお陰でメソメソしてる暇もないしもう何の涙か分かんなくなっちゃってるよね。
「元気だしてね、青兄。」
「うん。鯖はむしろ鯖缶の鯖で十分なのになんで粕漬けとか難しくするの?さらにいえば生っぽいからやっぱり鯖缶がベストだよ。」
「…………おいしく、なかった?」
「めっちゃ美味しいさ!五つ星レストランのシェフも食べる前から舌をぬいて喉をうならせるくらいに!!」
あからさまに機嫌をとっていくよね。
普段鬼課長の僕でも彼女の前では一奴隷にすぎず。なぜかといえば彼女のひいおじいさんはかの有名脚本家、風音霞山先生だから僕も権力の前ではひれ伏すしかないよね。
「じゃあ、抱っこして!」
「そっちから抱っこして!僕、失恋中!」
「しにいく!失恋中の青兄に!」
「あやっぱエプロンぬいで!粕漬けつきまくってる!」
星來ちゃんがソファに座る僕にぎゅってする。僕も全ての雑念を捨て無の窮地でぎゅって返す。
「…………不思議。青兄とこうしてぎゅってしても、青兄には恋愛感情が沸かないの。」
「ねえ、間接的なお断りやめて。今は気持ちが死ぬ。」
そう言うとシュガーが頭を撫でてくれて、おじさんはだいぶ癒やされていくよね。
「…………はるか。」
そう思わずつぶやいてしまっても、あ、間違えた、みたいな雰囲気は一切出さず。
星來ちゃんも何も言わずに撫でてくれるよね。できた女だよほんと。料理以外。
【終】
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コメント
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- Noran
たなここ様
青司視点の書きやすさったら(笑)スパダリ要素皆無で申し訳ありません🙏💦それでも春風大好き人間は変わりありません🤗 - たなここ
青兄の一途さ、変態さ大好きです!!♡
- Noran
ゆり様
ありがとうございます😭🙏
青司はよく喋るどころか、喋りすぎて色々なものが露呈しちゃってますよね😂青司の他の恋愛も考えてましたが、すでに春風呼びが身についてしまって書けそうにありません😂 - りー
更新ありがとうございます♡
失恋してもはるかを想い続ける青兄がどこまでも愛おしいです😆 - Noran
こさめ様
ありがとうありがとうございます🙏😭ハイスペックすぎて?空回りしまくってますよね🤗もう青兄のキャラがどんどんつっぱしってしまってすみません🙏✨ネタバレですが、オーストラリアいくので許してやってください🙏😂