お久し振りです。
秋と言うには寒すぎる日があったり、秋と言うには暑すぎる日もあり、体がさっぱりついていきませんね。
ただ、街を歩いていると木の葉が風で散っていたり、金木犀の香りがしたりと、季節はやっぱり秋なんだなと思ったり。
はい、こんばんは。
久々に封印していた『リングフィットアドベンチャー』をやり始めたのも束の間、もうやらなくなってしまったあきらです、ヴィクトリー。
脂汗を流しながら体を動かしても、全然痩せない今日この頃ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか。
ブログの更新も、小説の更新も遅れまくってすみませんでした。
私事ではございますが、8月30日に祖母が空に旅立ちました。
母上のお盆休みに実家に2泊3日で帰省し、週明けにはこっちに帰ってくるつもりでした。
しかし、入院していた祖母の容体が落ち着かず、引っ掛かっていたので、暫く実家に留まる事にしました。
今思えば、この判断が正しかったです。
お見舞いに行くも、以前よりも弱々しく、やせ細った祖母。
会話をするのもしんどそうでした。
食事は全然出来なくなり、栄養は殆ど点滴からでした。
抗がん剤の副作用や、がんの意地悪が酷く、食べたくても食べれない状況でした。
旅立った日。
最後に祖母が言ったのは、「かき氷が食べたい、いちごのやつ」
「明日買って持ってくるからね」
持って行く事も、食べさせる事も出来ないままでした。
最後は眠るように息を引き取りました。
弟夫婦は間に合わなかったのですが、家族で看取る事が出来ました。
祖父が亡くなった時よりも取り乱すでもなく、ただ『お疲れ様でした』という気持ちが強く、祖母が辛さから解放された事に安堵した程です。
それは決して、冷たい意味ではありません。
お葬式、告別式の両日は、とにかく暑かったです。
台風が来なかったのは幸いだったけど、暑さが容赦なかったです。
余談ですが、実家の居間のエアコンがぶっ壊れていた事、毎日異常に暑かった事もあり、祖母を家に連れて帰る事が出来ませんでした。
…ドライアイス代が馬鹿にならんのよ。
送り出したけど、まだ祖母が空に旅立ったという実感がありません。
「まだ入院してんだよな~」
母上も、生前祖母と仲良くして下さった方々も、同じ事を言ってました。
現実逃避でもなく、享受出来てない訳でもなくて、とにかく元気いっぱいで、ちゃきちゃきのばあちゃんだったから、存在感が強かった。
存在感が強すぎるから、いない気がしないと言うか。
祖母とはよく飲みに行ったんですよ。
大体三軒はハシゴするんです。
一軒目は焼き鳥屋でちょい飲み食いして、二軒目は行きつけの居酒屋でしっかり飲み食いして、最後にカラオケスナックに行って、気が済むまで歌って帰る。
帰る頃には時計の針が3時を指してた事もあったなあ。
祖母とはよく出掛けたりもしました。
2人で墓参りに行ったり、巣鴨に行ったり。
私がまだバンドをやってた時、母上と見に来てくれた事もありました。
メンバー紹介をしていて、自分の紹介をしようとしたら、大きな声で私の本名(下の名前)を叫ばれたなあ。
あれはいい思い出です。
いい思い出も、悲しい思い出も、た~くさんあります。
思い出の中に、確かに祖母は生きていて、老いる事もなければ、褪せる事もない。
これからもずっと一緒です。
私が空に行ったら、また前みたいに一緒に飲み歩きたいです。
文章を綴っていたら、目から汗がポロリポロリ。
切なさが胸をギュッとするけど、指先は綴る事をやめません。
自分の気持ちを綴るには、あまりにも時間が足らないし、心に余裕を持てないかもしれません。
そんなこんなで色々ありましたが、またぼちぼち小説の更新をしていくので、お付き合いの程よろしくお願い致します。
マイペース更新だからじれったいかもですが、焦らしプレイだと思って多めに見なくて大丈夫です。
ではでは、今回はこの辺で。
アディオス
あきら
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