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せとの りみ

せとの りみ

Once in a blue moon





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「“無”になりたくて」


「“無”、ですか」











気味の悪い女が来たと思っただろう。


もっと怖がったり、警戒したり、警察を呼ばれてもおかしく無かったかもしれない、そんな思い詰めた表情の女を目の前にして彼は、しばしキョトンとしたのみで、その整った顔に柔らかな笑みを浮かべ、こう言った。





「ようこそ、月岡書道教室へ。

井原 鈴子さん」




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本日はスーパーブルームーンとのことなので……

自分、ブルームーンが絡むお話を書いておりまして、最初の一ページを載せさせていただきました。

もしもよろしければ……
ぜひ、チラ読みしていただけたら、嬉しいです!(^^)

にしても、月キレイっすねー!



せとの






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