弄月鬼、二章・第四話
*島原について〜
色町というと何やら、いかがわしい想像をしてしまいそうですが⋯⋯当時の島原は、老若男女問わず誰もが遊びに行ける、開かれた遊里であったようです。中と外をへだてる塀もなかった、なんて説もありますが__当作品では、塀はあるていで書いています。__真偽のほどは分かりません。
もちろん遊ぶにはお金が必要でしたが、息子が母親を連れて揚屋(客が芸者や遊女を呼んで、遊ぶ店)に行き、派手な宴を開いて遊び明かすのが親孝行であったりと、誰もが憧れる桃源郷のような場所だった事がうかがえます。
島原の角屋は当時からあり、新選組屯所があった壬生からも近かった事から、新選組も贔屓にしていたとか⋯⋯
今回の一連の騒動は、原作から発想したエピソードとなっています。
話の筋はそう変わりませんが、オリキャラが絡んでいるので話が膨らみに膨らみ、収まりきらない部分は、番外録に収録とさせていただきます。
全部合わせると中編ぐらいのボリュームがあるのですが、公開のタイミングをはかりかねていまして⋯⋯
と言うのも、いつもは本編の更新をいったんストップして番外録の更新をしているのですが、この島原事件?についてはページ数が多すぎて、本編の進行がいちじるしく遅れる恐れがあるので。
やっぱり、間はあいてしましますが、本編終了後にした方が無難ですかね?
もし『先に読みたい』等のご意見があったら、お聞かせ願いたいです。
シェア
コメント
ログインするとコメントが投稿できます
まだコメントがありません