『世界はラテン語でできている』
本屋に行って『コーヒー一年生』とともに表題の『世界はラテン語でできている』を買ってきました。著者のラテン語さんを知っている(知人という意味ではなく)のもあるけど、やはりラテン語への興味がありまして。私がラテン語を学んだのはカトリック教会の公用語であるのとともに聖書の勉強をするためにかじっていたほうがよいと思ったからだったかな。まあ、ほとんど習得はできてないんだけど、エスペラントを学んだときに単語を覚えやすくなったね。その流れでスペイン語の勉強もやりやすかったから思わぬところで役に立った。やはり語学は3つ目くらいからやりやすくなる。
さて『世界はラテン語でできている』の話。今までの積み重ねというものがあるからラテン語を学ぶと様々な知識も身につきそうだ、という印象があるね。言葉を学ぶと文化や歴史などにも興味が湧いたりするし。ラテン語は死語と思われることが多いけど実際に会話に使う人やニュースを発信している団体とかもあるので死語という気はしない、というラテン語さんの言葉は励みになる。私はすでにエスペラントで国際交流はしているけどそこにラテン語を増やしてみるのも面白そうだなぁ。現時点ではラテン語の有名な文を丸写しするぐらいしかできないけど。いずれラテン語で作詞してみたいかも、という妄想はある。死ぬまでにひとつぐらいね。
バレンタインの伝説とかルターの話とか、きちんと調べると面白いことがいろいろ出てくるもんだね。雑学であっても出処や信憑性には気をつけたほうがよいという言葉には身が引き締まる思いだね。言葉を大切にする、言葉への感性を磨くなどなど私もまだまだ精進せねばなるまいて。
ヘブライ語とギリシャ語の検定にはいちおう受かっている(ほぼ合格証を受け取っただけレベルではある)んだけどラテン語はそういうのがないなぁ。ラテン語の試験とか変化表を頭に叩き込んでおかないと手も足も出ないんだろうなぁ。そういえばXでラテン語のポストをすると外国の方が食いついてくれることがあるな。日本で古文や漢文をやるように国によってはラテン語の授業とかがしっかりしてるんだろうね。ニーチェもラテン語の成績はよかったんだとか(数学は苦手だったらしい)
まだ30分ほどで斜め読みしただけだからじっくり読むのが楽しみだな。エスペラントのテキストが終わったらラテン語の勉強を再開してみるのもありかもしれぬ。Ad majorem Dei gloriam.
そういえばこの本でもラテン語の発音は古典式で紹介されてたね。まあ、ラテン語が盛んに使われてた時代を考えるとそうなるのかな。現代だとカトリック教会が教会式発音で使ってるからそことの兼ね合いも難しそうだねぇ。私なんかよく発音の方式が混ざってしまうよ。
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