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むにえな

猫に餓え渇く者は幸いである。
その者は満たされるであろう。

猫は仕えるためでなく仕えられるために来られた。
天の国は猫のような者のためにある。

私たちではなく、猫よ、私たちではなく、御名が尊まれますように。

絵本

絵本の公募に向けてまずは絵本を読みあさるところから。

『どんぐりむらのおまわりさん』

本屋さんの話を読んで面白かったのでこのシリーズは何冊か読んでいる。あたたかな村なのもいいんだけどキャラが一生懸命でよいねぇ。この話は成長物語でよかった。

『リュック、コンクールへいく』

パンのコンクールに出る話だけど最後に受賞するかどうかは気になりながら読んだ。最近は成功した人に対しての嫉妬も湧かなくなってきたねぇ。鳥を眺めて「どうして私は飛べないんだろう」と落ち込んだりしないように諦め始めている。

『まるくておっきくてまっくろで』

オチは予想通りなんだけどそこに至るまでが楽しくて「こういうのが絵本なんだろうなぁ」という気分になるね。なんだかんだ人の縁で問題が解決するのはよし。

『ペネロペあきのおさんぽ』

母親のために花を探しに行って帰ってくるだけのシンプルな話だけど「行って変わって帰ってくる」のは物語の基本とも言うね。油絵みたいなイラストがきれいだった。

『おむすびさんちのたうえのひ』

かがくいひろしの展示が今度美術館でやるので予習も兼ねて。田植えとか大変だよねぇ。手作業でやってるし。作業が終わった時の疲れているみんなの様子が面白かった。食材がヘルプに来ていたからおいしそうになっていてさ。

『がまんのケーキ』

こちらもかがくいひろし。これはとてもよかった。買い物に行った人が帰って車で目の前のケーキを「待て」状態なんだけど…我慢できずに食べることを正当化していく流れとか「うちらもこうして生きてるな」と思った。

『たれてる』

鈴木のりたけは『大ピンチずかん』が面白かったのでこちらも読んでみた。最後の捻りぐあいがバツグンに良かったなぁ。自分はこういうのが思い浮かぶかというと難しいかもしれぬ。

『りょこうにいこう!』

五味太郎の絵本も読む。家が旅行に行く、という発想が出てくるのはすごいなぁ。自分で書いていてもそういうのってびっくりするほど浮かんでこない。

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