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いいか皆、我々は特別な縁の下に集まった。
言うなればこの翡翠が私達五人を結んで今があり、
こうして全員顔を合わせる事が出来たのだ。
そしてその縁はこれからも変わることはない。
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同じ年
同じ日
同じ時間
全ての瞬間が重なった元に生を享けた五人の縁は
翡翠を頼りにまた一つへと還るだろう
時は李氏朝鮮後期。
家族の為に復讐を果たす決意をするユンソは
その過程である四人の人物と出会う。
それぞれが過去と向き合い、手を携え、前を向く
一人では真っ暗なこの道も
隣にいる皆が灯りとなってくれるから
それがほんの少しの一歩だったとしても
その一歩はまた別の誰かの一歩となるはずだから
※史実と異なる部分があります
※空想の人物、場所が出てきます