どうしようもない状況を打破する為に微かな光を探し求めて、そこに手を伸ばしていく。そんな二人の姿が目に浮かびます。神々しさを纏う雰囲気にも息を呑みました。性についてとても考えさせられる示唆に富んだ物語で、新たな道を見せて頂けたような不思議な感覚に虜になっている自分がいて。周りの人の時計の針が止まったみたいな彼らの夢が今後も続くことを切実に祈っています。本当に本当に描写表現が綺麗で心奪われました。まだ見ぬ美しい世界を私たちに届けてくれることを願って。もう少しだけ、醒めないで。
 素敵な作品をありがとうございました。