異形の遊女とひとりの男の泡沫の戯言ごっこ。
いつも、私は、私が嫌いだった。
また自分が、輝いている、と思える日が
来るだなんて、思ってもみなかった。
それは、まるで――……まるで、魔法。
この小さな籠の中では、私は貴方の、恋になれる。
それはなんて、しあわせな夢で、ありんしょう。
魔法の5分間「5分後に恋」参加作品
ジャンル別日間ランキング 歴史・時代 2位