愛人稼業をしている僕と君は、お互いの仕事を知った上で割り切って付き合っていた。
彼女は天真爛漫で、何にも執着しない透明のような性格で人を惹きつける。僕は逆に、相手にもらった言葉やプレゼント全てを手元に残し、相手の全てを受け止めるような性格を武器にしていた。
その勤務スタイルはそのまま僕らの恋愛にも…

「さっきはごめん」からはじまる小説コンテスト用の投稿です。