このSSは、『キミノ名ヲ。』①~⑤の文庫版発売記念で書き下ろしたものです。
以前は購入者特典ということでパスワードが掛かっていた作品でしたが、HPの仕様変更などによりどなたでもお読みいただけることになりました。
今回、公開に合わせて本文を少し手直しいたしましたので、すでに読んでくださった方も是非。
ショートストーリーなのでささやかなものですが、コロナ渦中にほんの少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
ちなみに文庫本の発売に合わせて書いたものなので、SSもその巻を舞台にしています。
千歳緑のように、何年経ってもこの作品を愛してくださる皆様に、特大の感謝と愛をこめて。
2021・2月
梅谷百