「ねぇ!僕と闘おうよ!命をかけて!」殺すことが生き甲斐だった。自分が生きているという、ただ一つの感覚を得られる瞬間だった。…君と、会うまでは
ねぇ、闘おうよ!
命をかけて。
戦うことだけが、生きている証明だった。
死に向かう瞬間だけが、僕を生かしてくれる。
それを僕にくれるのが君で。
君は僕が殺す。
そして僕は、君を。
君と言う生を、手に入れる。