あまみ様

ハサンの事をどれだけ語るのか、どれだけ彼に踏み込むのかは、主人公にとっても難しい問題であったと言えるでしょう。

それでも最後には、やっぱり彫刻を通じて心のどこか深い場所で、二人の『家族』が繋がり合っていたこと。この世界に生まれ育ったマリカと転生者であるヨウが、一つの美しいものを前に感じた衝撃と感動を、少しでもお伝え出来たならば作者冥利に尽きます。

少しばかりシリアスなターンが続きますが、何度でも日は昇りますのでご安心を!