この作品は『太陽の子』をコミック原作化したものです。
https://maho.jp/works/15591670281201651818

▶ストーリー概要および物語の設定

 身体が弱く、入院続きで通学できずにきた太秦陽子。高校三年生になる年、容体が安定していることを理由に、特別に主治医の息子・広田隆の通う右京高校への編入を許可される。


 あらゆることに興味津々な陽子。特に部活動が気になり、隆に各部の紹介を受ける中、バスケ部・写真部・書道部・園芸部の部長と親しくなる。


 体験入部後も彼らは親交を深め、六人はよく一緒に集まるように。しかし、そんな日々も長くは続かない。陽子の存在は、この世界の真実と深く結びついていたからだ。


 今見ている空や星、太陽は全て偽物。寿命を延ばし続けた人間は地上での活動に限界を迎え、地下世界に移り住んでいた。地下に来て以降、人類の寿命は再び短くなったが、稀に先祖返りした長命種が現れるという。それが、“太陽の子”と呼ばれる陽子の正体。太陽だと思っていたのは陽子本人で、彼女はこの地下世界を照らすエネルギーを搾取され続ける存在だった。


 少しの間だけでも、普通の女の子として過ごせて満足だという陽子。そんな彼女を救い出す方法を探す隆。胸に秘めている想いの、答えを彼女と見つけるために。


 世界と想い人を天秤にかける、少し不思議な近未来恋愛ファンタジー。




▶元小説の作品URL


この作品は『太陽の子』をコミック原作化したものです。

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