カタルシス電波局〜闇より救いし者〜

作者ノザクラ和紗


ラジオ周波数が明かされてない謎の番組「カタルシス」。辿り着いたものだけがメールを送ることができ、さらに投稿者の願い事を一つ叶えてくれるという噂がある。
謎に包まれた"カタルシス"に関わる鷹人とその相棒 飛彩、そしてここを訪れる"欲珠"にまみれた人々に関わる出会いが織りなす物語。"悩みを抱えている…

■ストーリー概要及び物語の設定■


都内の女子高に通う高校2年生 高橋千穂 は、とある理由により同級生からいじめをうけていた。仲のいい友達も自分がいじめの標的になると思い相手にしてくれず、いじめはエスカレートするばかり。千穂は命を捨てることさえ考えた。


そんなとき、街中である"ウワサ"を耳にする。


『採用されれば何でも願いを叶えてくれる不思議なラジオ番組がある』


ラジオ周波数は明かされていない。チャンネルを合わせながら自力で探し、雑音の中からかすかに聴こえる"ある音"を聴き取るしか方法がないのだそう。


だが、見事見つけたあかつきにはリアルタイムでメールを送ることができ、そこにかかれた願い事をひとつだけなんでも叶えてくれるという。


"私にもう一度、一歩踏み出すチャンスをください"


『……〜♪〜♪〜…………』



遂に、千穂の運命の歯車が動き出す。



この物語は、謎に包まれた"カタルシス"に関わる鷹人とその相棒 飛彩、そしてここを訪れる"欲珠"にまみれた人々に関わる出会いが織りなす、現代風ファンタジー作品。


悩みを抱えている貴方に今、届けたい。



『お悩み解決をちょっとだけお手伝いいたしましょう。我々サルヴァーターにお任せあれ。』